里中満智子さんの講演を聞いたので

梅雨に入ったとはいえ、雨が少ない空梅雨のような今日この頃。ちょっと農作物に影響がでないか心配ですね。
さて、先日港区立男女平等参画センター(リーブラ)で、「男女平等参画フェスタ」というのが開催されたのですが、ちょっとした伝手でこのフェスタのことを知り、こちらで里中満智子先生が講演会をされるとのことで参加してきました!

ちなみに講演のほかにいろいろな催しやワークショップなどがありました。作品展示などもありまして、ご年配の方が多かったですがそれはお元気で楽しそうでした。シフォンケーキやコーヒーなども売っておりまして、ケーキ、おいしそうだったんだけど一人じゃさすがに食べきれないなあと思い、コーヒーだけ飲んできました(おいしかったです)

ちなみに里中満智子先生といえば、「アリエスの乙女たち」(ドラマ化されましたよね!)「天上の虹」「海のオーロラ」(私はこれが好きでした)多くの作品を出されている有名な漫画家の方です。
その里中先生の講演が聞ける!(しかも無料(笑))これは行くしかない、と思って出かけましたが、大正解でした!

私が先生の講演を聞きながら、やはり占星家の性で「この方何座だろう。なんか不動が強そうだな…」とか考えちゃったわけですね。そして当然「これはさっそくホロスコープを出してみなければ!」となるわけです。
というわけでこちらが里中先生のチャート。時間が不明なので12時生まれ・ソーラーサインで出しております。

里中満智子先生のホロスコープ(出生時間不明)

時間が不明なので、月のサインがびみょ~なのですが、とりあえずこれで。
さて、里中さんは太陽の水星も水瓶です。不動サインですよ、やっぱり!という感じ。
講演会の内容をここで細かく書くわけにはいきませんが、Wikiでもふれられているように、そもそも里中先生のお若いころは漫画が悪書とされていた時代。(私も「漫画ばっかり読んでないで勉強しなさい」世代でした)その中で、中学生ころから漫画家になりたいという願いをもち、親にも大反対されても意思を通したこの強さは不動に通じるものです。
「漫画家になると決めたのは自分自身」で「誰にいわれたわけでもなかった」とのこと。
また「自分で選んだことには責任がもてる」ともおっしゃっておられましたが、本当にその通りですね。
こういった言葉の端々が不動サインらしい、「自分がコレ」と思ったものにエネルギーを注ぐ強さを感じてしまいました。

また、作品を読んだ方はわかると思うのですが、里中先生の書かれる少女漫画って当時にしてはちょっと先端をいっているというか、普通のキラキラウフフ★な話ではないんですよ。ドラマ化された「アリエスの乙女たち」だって、ヒロインAが同性の女性に惹かれたり(相手はもう一人のヒロインBで実は異母姉だったり)、昼ドラ入っているというか…大人な物語なんですわ。
今の漫画だとこのぐらいの話は普通にありますけど、当時はちょっと背伸びして読む感じの物語でしたね。

また、そもそもこの「男女平等参画フェスタ」がみずがめ座らしいというか…。
水瓶座は博愛・平等がモットー。お話を聞いていて思ったのですが本当に客観的に物事をみていらっしゃる。
やはり水星も水瓶座だからでしょうね。ご自身では屁理屈とおっしゃっておりましたが(笑)論理的ですよね。私も「あ~。わかるわかる!」って思いながら聞いておりました。
また、「漫画家はペンネームが使えるので、男か女かわからないから」とも。(このへん水瓶っぽい発言ですよね~)
とはいえ金星が魚座ですので、女性らしいロマンティックな感性も持っていらっしゃると思います。

あと、私が個人的に好きな「海のオーロラ」ですが、今でこそ「輪廻転生」を扱った漫画ってたくさんありますが、当時はそこまで例のなかった「輪廻転生」を扱った漫画です。
ルツとレイという男女がいろいろな時代に転生を繰り返しながら最後は結ばれる物語なのですが。
特にこの最後の「第四部 未来編」というのが今思うとなかなか考えさせられる話なんですよ。
この「未来の人類社会では、人間はテストの結果によって適性を測られ、結婚相手や職業もテスト結果によって決定するのが常識となっていた。(Wikiより抜粋)」
これ、今も通じる話ではないですか?
もちろん、一定の能力とか性格タイプで人をカテゴライズすることに全く反対というわけではないのですが、テスト結果だけで人をふるいにかけて、しかも結婚相手や仕事まで決められてしまい、自分の意思が反映されないって…。
誰かに自分の未来を決められるって、とても怖いことです。
(なお、この話が連載されたのは1978年から1980年までです。40年も前にこんな発想する里中先生すごすぎる…)

あの発想力は、天王星と木星のオポジションからがひとつあるのかと思います。「世の中でこれが正しい(木星)」と思われるものに「改革・ひらめき」を表す天王星が常に「これでいいのか?」と疑問を投げかけています。
また、水星に対して冥王星と土星がオポジション、これも特徴的です。獅子の冥王星はやはり支配を嫌うというか、個性を発揮してなんぼの位置なので。また、獅子座の土星はデトリメントといって本来の力を発揮しにくい位置です。獅子座の自己表現の力を発揮するのに時間がかかる、あるいはチャレンジがあるということですよね。アイデアがあってもそれを表現するのに時間がかかるという感じでしょうか。先生のデビューは16歳、高校在学中ですが、実は常に生みの苦しみってあったのかなあと思ってしまいました。
とはいえ、土星にしても冥王星にしてもとてもパワーがある天体。一度味方につけてしまえばこれ以上のものはありません。
先生が未だ現役で活動してらっしゃるのもきっとこの二つの天体の力を使いこなしていらっしゃるからでしょう。

里中先生、これからのますますのご活躍を一ファンとして応援しております!

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